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キックボードなど移動機器の改正案と自転車市場

2016.03.23

その他(日々のニュースや日常)

最近は次々に新作が世に出てきている、各種移動機器(なんと呼んだらよいか分かりませんw)ですが、歩道を通るのか車道を通るのか悩ましいところ、先週シンガポールで「制限速度は時速15kmで電動自転車以外の移動機器は歩道を通るようにしよう。」という案がまとめられました。対象はキックスクーター(日本でいうキックボード)、エレクトリックスクーター(キックボードにモーターがついてキックしなくて良いやつ)、それから電動一輪車(両足で挟んで乗るやつ)を含みます。

 
 
知りませんでしたが、現行だとタンピネスエリア以外で歩道を走ると違法で罰金だったところ、事故が多いので、より安全に快適にするよう改正しようという動きです。

 

 

改正案は、普通の人力の自転車は車道も歩道も自転車道(サイクリング用の道路)も全て通ってOK、キックボードなどの機器は歩道と自転車道のみ(車道はダメ)、電動自転車は車道と自転車道のみ(歩道はダメ)となります。

 

 

重量や大きさや最大速度など、機器自体に細かく制限を設けて、一台一台に登録義務を課すことになりそうです。シンガポールではいわゆるマイナンバーを50年前から採用していますが、このマイナンバーに紐付けて所有者を明らかにし、不法改造や不正使用を管理しようとのこと(マイナンバー便利ですほんと)。

 

 

2030年までに自転車道を700kmまで伸長させる計画を持つシンガポール、エコ先進国のシンガポール、狭い国シンガポール、これからますます自転車社会になると思いますので、日本の自転車屋さんや自転車関連部品、それから駐輪場インフラ関連はチャンスだと思います。まだまだ駐輪場(特に市街)は不足していますがこれから確実に増えるでしょうし、シンガポールお得意の「○○で世界初の駐輪場インフラ」を構築するんじゃないかと思ってまして、これから楽しみな業界かと思います。

 

元記事こちら


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