シンガポールの飲食店の生き残り率と小規模会社の補助金
2015.08.25
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おはようございます。
米ドルが一次116円台、NY株価も一次1,000ドル安ということで堀北ショックが止まりませんね。
さて、シンガポールでは飲食店の回転、いやスタッフの定着率もそうなんですが店自体の回転が早いです。つまり店はすぐ撤退するし、すぐに他の店が入るので、数か月ぶりの場所に行くとレストランが結構変わっていたりします。なので日本からゲストがお越しになりお店を事前予約する場合、チェーン系か有名どころじゃないと怖かったりします。
そんなシンガポールの飲食業界ですが、5年間の撤退率が4割というデータが出ました。2011年にオープンしたカフェやコーヒーショップなどの小型店舗で、現時点でも営業している「生き残り率」は6割ということです。
元記事には大規模店と小規模店、店の歴史とクオリティの比較など掲載されていますが、成功している店舗は彼らのコアビジネスに特化していて、お店のデザインやブランディングなど副次的なものにはあまり力を入れていないとのこと。コアビジネスとはオペレーションやメニュー開発やファイナンシャルマネジメントという、、と。個人的には、世の中ブランディングやマーケティングが消費者行動のほとんど全てだと思ってまして、これはちょっと賛同できないなあという感想です。
しかしSpring SingaporeはこういったSME(中小企業)のファイナンシャルマネジメントをサポートするため、 Capability Development Grant (CDG)という補助金を支給しています。30%以上の株式をシンガポール人に保有されている小規模会社の各種コストの70%を補助、という制度のようです。詳しくは直接Spring Singaporeへ。
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