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公認会計士の将来性とシンガポールのIT教育

2015.01.11

その他(日々のニュースや日常)

おはようございます。
職業柄、会計関連の方からキャリア相談を受けることがたま~にあります。

 

 

個人の特性にもよりますし家族構成や現状によって様々ではありますが、「公認会計士の資格を目指そうか迷っている方」にはこう伝えています。

 

 

 

「自分が今あなたの立場なら、会計士試験ではなくプログラミングを勉強します。会計士試験に使える膨大な時間があるならITにその時間を投下します。」

 

 

 

はじめに言っておきますと、隣の芝生が青く見えているだけの可能性も非常に高いですww。

 

 

弊社ホームページにも私の経験を記載(http://cpacsg.com/service/)していますが、会計士試験は努力の勝負で、とてつもない時間を要します。ある意味膨大な時間をかけ続けることが許される環境にあって諦めなければいつか受かる試験でもあるとも思います。
確かに、会計士試験の勉強で学ぶ知識は必要なことも多いですし、実際に公認会計士の資格があるとなにかと便利だったりもしますが、試験合格後、人によって、属する産業によっては一切使わない知識も勉強しなければならなかったりで非効率だったり、freeeなどの全自動会計クラウドの登場やその他様々な環境変化により将来の需要は先細りの職業であります。

 

 

一方、IT需要はこの先増えるばかりです。世の中を変えるようなとてつもなく大きいことを成し遂げるにも、就職したい魅力的な企業(完全に個人的好みかもしれませんが最近の魅力的な企業はみーんなIT系に見えます)に就職するにもIT知識が無いと厳しい時代がやってきています。一見、ITと縁遠そうな産業、例えば農業や飲食などもどんどんITが取り入れられています。

 

 

シンガポールは国としてITを重視しています。昨年2014年にコンピューターやロボットのプログラミングを学習したシンガポールの小中学生は1500人、早い学校(テマセク小学校)だと5年前からIT教育が始まっているようです。関係当局は、「2016年までには3万2000人の小中学生にコーディングの基礎知識を教える」と意気込んでいます。

 

 

日本のIT教育事情はよく分かりませんが、シンガポールってほんと、何をすべきかを国単位で考え、確実に実行してくる国であります。

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